このコロナをきっかけで世の中が変わっていきそうと、以前書きました。

小出し小出しにしていては、もうどうしようもない状況に陥るかもしれない、そして、仕事やお金などの概念自体も今後変化し、未来は今、想像できない、新たなルールや概念が登場していると思います、現在思いつく未来は簡単に超えていき、私たち自身がどう変わっていくかも想像ができません、それは戦国時代にスマホを想像できなかったのと同じ状況です、ただ時間の流れ方が現代の方が圧倒的に速く、テクノロジーによって進化のスピードも全く違う次元の話になります。今は、既存のシステムが壊れて、変化する時なのです。

 2020/04/08のニュースで、スペインではとうとうベーシックインカム導入に経済の大臣が言及しました。
これは、遅かれ早かれなる事だと思います。
他の国もおそらくそうなっていくのかと思いますが、これも仕事やお金の概念自体が変わる前兆です。

ベーシックインカムというのは、最低所得保障制度で、各国の政府が「すべての国民」に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を「定期的」に支給するという政策です。自分も何年も前からこの制度については追っかけていて、かなり前からドイツや北欧、中東など色んな国が実験的に、国民を抽出して一定額を毎月補償する実験を行ってきました。

人間は、お金を働かずしてもらうとどうなるか、働く意欲がなくなるのか、もらったお金をどう使うのか、幸福度は上がるのか、など様々な項目を確認してきました。国によって結果は変わるでしょう、ただ多くの人はお金をもらったからと、仕事をやめたり、散財したり、することもなく、幸福度が上がり、仕事も継続してすると言う結果になった記事を以前見ました。全ての国で、全ての人間が同じような実験結果になることは無いでしょうが。

ベーシックインカムを肯定している自分の意見としては、ベースの生活がベーシックインカムによって支えられ安定していれば、仕事をしないといけない、ではなく、様々な仕事や物事にチャレンジして前を向ける人生に多くの人がなるのではないかと考えています。

また、各国がそれぞれ独自のスタイルでやるのではなく、世界政府を設置して、地球規模でこれをやることが国境や格差の無い未来にむけた、政策なのかなと個人的には思います。

今回のスペインの前進は歓迎したいです。
格差社会がさらに広がる現代。日本も時間の問題だと思います。